作り続けた伝統の味。鯛ちくわは阿藻珍味の主役です。
新鮮な鯛の身をたっぷりと使った、阿藻珍味の代表作です。 無骨でしっかりとした歯ごたえが特徴で、きめ細かいすり身の繊細な味わいと、 焼き目のついた皮の香ばしさで人気をよんでいます。
素材について
鯛や鱈などの身につなぎの澱粉、卵白と塩を加えきめ細かく摺り上げて丹念に焼き上げた竹輪です。
製法について
きめ細やかなすり身を作るためには、臼で擦りあげる事が必要ですが、すり身は温度に敏感なため、温度の上がりにくい石臼を使用して擦っています。
通常の細長いちくわと違い、ゴロっと丸みを帯びた形。
直径は6cmほどあり、中心までじっくりと焼き上げるために、焼き時間は30分以上。じっくりと遠火で焼き上げているので、外の皮はパリッと、中の身は蒲鉾のようなプリっとした食感に仕上がっています。
焼く時に皮が破れないよう、ちくわに穴をあけ回転させながら焼く事の出来るちくわ専用の焼き機を導入しています。
こだわりについて
すり身は魚の皮などの不要物がなるべく入らないようにしているので、雑味が少なく食感も良くなります。
温度に敏感なすり身を一定の温度に保つため、その日の気温や湿度にあわせて水や氷を加えています。
焼き工程は細かく分けると3種類。
全体の食感安定とすり身定着のための低温帯。中心までじっくり焼き上げるための中温帯。皮の食感出しと表面焼き入れのための高温帯。それぞれの行程にあわせ温度や焼き方を工夫しています。
お召し上がり方
阿藻珍味の練り物は、すべて生でお召し上がりいただけます。
もちろんいろいろなお料理にお使いいただいても美味しくお召し上がりいただけますが、まずは生でそのままの味をお楽しみください。
中心の竹を抜き、食べやすい大きさに切ってからお召し上がりください。
生姜醤油やわさび醤油とも相性が良いので、少しつけるとまた違った美味しさをお楽しみいただけます。
お好みでマヨネーズをつけるのもオススメです。
アレンジレシピ
鯛竹輪の磯辺揚げ
揚げたてがとっても美味しく、おかずとしてもおつまみとしても最高の一品です
材料 (2〜3人分)
鯛ちくわ | 2本 |
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天ぷら粉 | 大さじ3 |
冷水 | 大さじ3弱 |
氷 | 1つ |
乾燥青のり | 小さじ1 |
塩 | ひとつまみ |
揚げ油 | 適量 |
レシピ
1 鯛ちくわを7mm幅で輪切りにする。 |
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2 ボウルへ水と氷を入れて冷水にする。 |
3 天ぷら粉と青のりをボウルへ入れて混ぜる。 |
4 輪切りにした鯛ちくわと絡める。 |
5 揚げ油を180℃目安で3分程度揚げる。 |
6 盛り付けしてお好みで塩でお召し上がりください。 |
鯛竹輪とピーマンのきんぴら
いつもの一品が、鯛ちくわで逸品となる。
材料
鯛竹輪 | 100g |
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ピーマン | 50g |
ごぼう | 50g |
にんじん | 50g |
濃口醤油 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ2 |
白ゴマ | 大さじ1 |
ゴマ油 | 大さじ2分の1 |
レシピ
1 鯛ちくわを短冊切りにする。 |
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2 ピーマン、ごぼう、人参をカットする。 |
3 ごま油でちくわと野菜を炒める。 |
4 薄口醤油、砂糖で味つけ。 |
5 最後に白ごまと和えて盛り付ける。 |